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常に初陣。
by yindii
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カテゴリ:映画( 9 )
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甜蜜蜜〜Love Song~
夢で会えたのは誰?この映画を初めて観たのは香港では無く、バンコクでだった。
先行上映のレイトショーで、タイ語の吹き替えだった。
普通はこの手の香港映画はタイでは上映される事は少なく、
(上映されても、短い期間ですぐに終了してしまう。
王家衛の作品もそのひとつ。でも最近は変わりつつある。)
私は喜び勇んで出かけて行った。
監督の陳可辛(ピーター・チャン)のご両親が現在もタイ在住で、
監督自身も一時タイで暮らしていた事もあるらしいので、
何か特別な繋がりがあるのかもしれない。
本国を離れている華人たちの結びつきの強さははかり知れない。
確か1996年の暮れのことだった。


この時期バンコクは、タイの国王の誕生日のお祝いから始まって、
クリスマス、New Yearまで、イルミネーションで彩られる。
映画を観終わってから帰る道すがら、
そのイルミネーションをバスの車窓から眺めながら、
涙が止まらなくなって困ったのを覚えている。
とは言ってもバンコクは熱帯夜。ゴミゴミしていて空気も悪い。
ロマンティックでも何でも無いのだけど、
でも、美しいものは美しい。悲しいものは、悲しい。


当時私はタイで語学留学をしていて、何かと不自由な毎日だった。
弱音を吐くつもりはないけれど、やっぱり孤独だった。


1986年、天津から香港へ、故郷の許婚との結婚資金の調達の為
やって来た小軍(黎明〜レオン・ライ)、
広州から香港へ成功者を夢見てやって来た李翹
(張曼玉〜マギー・チャン)やっぱり孤独なふたりだった。
広東語も英語も満足に話せない小軍は、
憧れのマクドナルドでも右往左往。
(でも、香港人の行列の順番に、瞬時に割り込めるなんて、
流石、大陸人・小軍!!)
そのマクドナルドで店員をしていた李翹は、
小軍に冷ややかな態度で接客する。
大陸出身であることを悟られたくない為に。
色々な仕事を掛け持ちし、
商魂逞しく金儲けをするそんな李翹だったが、
小軍に仕事を斡旋して行くうちにある事がきっかけで、
ふたりは親密になる。
それは正月のお祭りの屋台で、
「テレサ・テン」の音楽テープを売った時の事。
結果、大赤字。テレサの音楽を聞くのは大陸出身者。
香港で暮らす人々は、大陸出身である事を隠す。
香港人のルーツは中国大陸であるのに…。
お正月にひとりぼっち、仕事の失敗、大陸出身者への差別、
そんなふたりを結び付けたのは、やっぱり孤独だった。
しかし小軍の優柔不断に、
次第に寂しさを募らせ離れて行く李翹…。
ひとりきりの孤独より、
ふたりでいることでの孤独の方がもっと辛い。


この映画の全編の中で、タイ語や広東語、
普通語(中国標準語)、英語が使われているのも、面白い。
そして香港に出稼ぎでやって来たタイ人娼婦が
(可愛い…しかしちょっとタイ語が変。タイ人じゃナイ?)
HIVキャリアである事がわかり、故郷に恋人
(クリストファー・ドイル演じる欧米人)と戻るシーンは、
現在のタイの深刻なHIV感染に対する問題と、
香港に住む多くの人々が、
漂泊者であるという事を示唆している様で、
印象的だった。この欧米人も故郷を離れて以来、
アジア各地を流れて行く…


そして、小軍も李翹もまた漂泊し続ける。
テレサ・テンの珠玉の歌声と共に流れていく10年もの歳月の中で
大陸、香港、ニューヨークへと、
運命・試練に揉まれて行くふたり。
そんなふたりの辿り着く先は?


冒頭と結末のモノクロームシーンは、
ふたりの絆の深さを浮き彫りにしていて、つい涙。
タイトルのテレサの名曲「甜蜜蜜」
(インドネシアの民謡をもとに作られた)の、
歌詞ともリンクしていて、『上手い!』の一言に尽きる。
『夢で会えたのは誰?』


余談だが、テレサが亡くなったタイ・チェンマイのホテルに
亡くなった少し後、偶然にも泊まった。
チェックインの際に知って驚いた。
そんな因縁めいたものさえ感じてしまうような、
いろいろな思い入れのある作品。

●監督 陳可辛
●製作 嘉禾娯樂事業有限公司(UFO)
●上映 1996年(香港)
*第十六屆香港電影金像奨(1997年)9部門受賞!
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Top▲ | by yindii | 2010-01-20 11:25 | 映画
千年の祈り
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「百世修来同舟渡、千世修来共枕眠」

千年の祈り
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Top▲ | by yindii | 2010-01-10 12:31 | 映画
空気人形
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是枝裕和監督の新作映画『空気人形』

原作は業田良家。

ちょっと、驚き。

是枝監督はオリジナルにこだわりを持っていて
原作ものは手がけないと、
勝手に思い込んでいたから。


業田良家の作品を読むと浮かぶ感情。

高崎映画祭の打ち上げパーティーで
是枝監督とお話させて頂いたときに感じた感情。


「生きるということに徹底的に真摯である。」
その言葉に尽きる。

そして、それは、いつも、
わたしの胸の奥底に眠る
生きることの哀しさを揺さぶる。
静かに。
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Top▲ | by yindii | 2009-03-03 23:15 | 映画
赤壁の戦い
今更ですが、『レッドクリフ』感想です。


・・・・・こんなの0円よ!(おすぎ風でどうぞ)


ワタクシが三国志に疎いからかもしれません。
面白かった方、ざーっせん!

もうね、曹操役の張豊毅どーにかしてくれい。
(覇王別姫での演技も酷かったけれど、
 レッドクリフではもっと酷い・泣)

梁朝偉目当てでつい観ちゃったのですが、
張國榮(哥哥)と共演している俳優さんばっかりで
哥哥が生きてたら…この役を…とかばっかり考えてしまって、
映画本編とは関係なく、涙が出てしまう始末(バカ)

戦闘シーンもスクリーンで観たらさぞや迫力が!
と思っていたのに…(DVDでいいよ。こんなの。。ごにょごよ。)

パート2まで引っ張るあたり、流石あざといな。
えー○べっくす。

期待していなかった、金城くんがおめめキラッキラで
軍師のいい味出してました。
ちっともスキじゃなかったですが、
ちょっとファンになったっす。

陳可辛監督の『Perhaps Love』での
おい!その薄毛っぷり…驚愕したのですが、
今回はずーらーでよかったですね。
金城くん!(いぢわる)イシシ
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Top▲ | by yindii | 2008-12-09 23:12 | 映画
新不了情〜つきせぬ想い〜
海外生活の長い友人が、
「辛いときこのビデオを観るんだ。」と言って、
貸してくれたのがこの映画だった。
(たぶんDVD化されていないので、
 手に取る事が難しいかもしれない。。)

友人も私も遠く日本を離れている時だった。
それ以来ずっと、かなしいときには必ず観る。

袁詠儀(アニタ・ユン)演ずるヒロイン、敏(マン)の
明るさ、強さ、生や愛情に対するひたむきな姿勢が、
油麻地や旺角のあの香港の下町の風俗、
食生活、文化の活気、
映像の端々できらめきに溢れ、
いつでも私に力を与えてくれる。


広東オペラの劇団の一員、
敏(マン)は有名歌手を夢見てはいるが、
持病の再発を恐れ、街頭オペラの手伝いをする毎日。

ある日、隣家に劉青雲(ラウ・チンワン)演ずる、
傑(キット)が引越してくる。

傑は才能にあふれてはいるが、
商業ベースに乗る事を厭うミュージシャン。
人気歌手の恋人ともそれが原因で次第に溝ができ、
別れてしまったのだった。

仕事も恋人も失い落ち込む傑に、
持ち前の明るさで接する敏。
それもかなり図々しい程に(笑)
徐々に頑なだった傑のこゝろをとかしていく…。

表面的には正反対のように見えるふたり。
でも、こゝろの奥底に流れるものは同じだった。
気持ちが惹かれ合うのも当然のこと。

しかし敏の母は、
敏の幼い頃からの難しい持病を心配する余りに傑との交際を反対する。
けれども、次第に傑の真剣な気持ちを知り和解してゆく。

傑の作った曲で敏は歌手デビューを目指すのだが、
敏は…


前半の目映い程の幸福感と暗転する後半の消失感は、
その対比が激しいだけに痛いくらいの悲しみで締め付けられる。

敏の、人との関わり方、愛情の示し方が私にはまぶしい。
傷付く事がこわくて
素直に正直に自分を表現しぶつかって行く事を
避けて生きているからだ。

『困難に直面する時には励まし、不機嫌な時には冗談を。
沈んでいる時には優しい言葉で。とにかくいつも2人一緒に。』
敏の言葉は、男女間にのみならず、
全ての大切な人との関わりにおいて有効だ。


●監督 爾冬陞
●製作 無限影画電影製作有限公司
●上映 1993年(香港)
*第十三屆香港電影金像奨(1994年)5部門受賞
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Top▲ | by yindii | 2008-12-09 22:14 | 映画
LOVE*WALL・E*

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Top▲ | by yindii | 2008-11-30 23:08 | 映画
生誕快楽!張國榮
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生きていたら、51歳。

どんな演技で、魅了してくれたのかな…

櫻の花のようなひとでした。
散りぎわは、儚くて、
それでいて、いつでも微笑むと 華やかで…

貴方は、ずっと、私のこころの中で咲いています。

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永遠哥哥在我的心中微笑著
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Top▲ | by yindii | 2007-09-12 05:28 | 映画
【この映サミット2007】スター顔相生エロ占い
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中原翔子さんのオフィシャルでも、発表になったので。。。

6月28日(木)18:30より
新宿ロフトプラスワンにて、
【この映サミット2007】なんて、イベントがあるそうです。
ゲストに翔子さんです♪♪
店頭にて、チケット発売していますとのこと。
みなさまも如何でしょう?
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Top▲ | by yindii | 2007-06-07 04:56 | 映画
あきちゃん。
今日は何もないおやすみの日。

昨日の夜、自分のことが本当にいやになって、
びっくりするぐらい長い時間、ふとんのなかで泣いてしまった。
目が覚めたら、とかげみたいな目になってた(笑)

あなたの夢はなんですか?と聞かれたら、
「ダイスキな人たちが笑顔でいてくれること」
偽善者みたいで胡散臭いんだけれども、
本気でそう思う。

じゃあ、ダイスキじゃないひとは…?

自分と違う考えのひとがいる。
相性が合わない人がいる。
非難するひとがいる。

それで、当たり前。そうやって世界は成り立っている。
排除するだけでは、共存する意味がない。
否定をしながら生きていってはいけないなと思う。

今の私にとってはとても、難しい命題なのだけれども。。。

自分は何になりたんだろうな?
この歳にして、そんな青臭いことを云ってる大人になりきれない自分!

京都で知り合った、あきちゃんを思い出した。
いつもまっすぐでひやひやする映画を創っていた。
「シアワセの記号」
PPFアワード 1999年 審査員特別賞 ブリリアント賞(日活賞)を取った。
それから、あきちゃんはお母さんになって音信不通になった。

先日、今更気付いたのですが、
ロッテルダム国際映画祭 2005で錚々たるメンバーに混じって、
Cinema of the Future Strum und Drangの部門で
「母モニカ 〜for a film unfinished」という作品を上映していた。

あきちゃん、いろんなことすべてを血や肉にしてたんだね!
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Top▲ | by yindii | 2007-05-01 19:29 | 映画
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